今日は小学校の授業参観。職場をそそくさと早退し,小学校へ向かう。 まずは,3年生の二男の教室へ。教科は国語。「サーカスのライオン」の音読発表会だった。班毎に5.6人が前に出て,順番に読んでいった。こういう時,私はいつも間が悪く,先に行くと二男の順番がなかなか回ってこなくて長男の所に行くのが遅くなったり,逆に後から行くともう終わっていたりと,45分の間に2人を見て回るのは難しいな〜と思っていたのだが,今回は運良く発表順が1番だったので,安心して聞くことが出来た。しかし,声が低くて何を読んでいるのか分からず,ちょっと残念だった。家で「聞こえなかったよ」と言ったら「えーっっ?!だって家で読んでる時と同じだよ。」と口をとんがらかして怒りだした。だってさ〜,家では目の前で聞けるけど,教室は広いんだよね・・・。まぁ〜いっか・・・。 長男は道徳「受け継がれる命」。そう例の宿題に関係する学習だ。私が教室に着いた時には,相田みつをさんの「自分の番 いのちのバトン」を題材に命についてみんなで考え,感想を発表しあっていた。今の自分の命は父母から遡って10代前では1024人,20代前では100万人を超す人たちからのいのちのバトンを受け継いでいるんですっていう詩。あぁ〜本当にそうだな〜。いろいろと嫌なことが多くて逃げたくなることも消えたくなることもあるけど,脈々と受け継がれた大切な命。大事に大事にしなければと私も改めて思った。 そしてクライマックスに,あの手紙が全員に手渡された。授業の最後に手渡すと書いてあったが,正に今日がその最後の日だったのだ。お母さん達の中には「えぇ〜今日なの?」なんて言っている人もいた。担任の先生の心にくい演出ではあったが,目の前で渡されるとちょっと照れくさい感じがした。一人一人が家族からのメッセージを読み感想をプリントに書いていた。はてさて,我が息子はどんな感想を持ったのだろう?なんかすぐに書き終わったから,大した内容じゃないだろな・・・(^m^)ゞ 手紙には *切迫流産で,とても危ない状況だったが,あなたが必死でお腹にしがみついてくれたから生き延びたこと。 *5月31日の夜に「もう生まれてきていいよ」と声をかけたら,次の日の6月1日の夕方に生まれてきたこと。 *とても優しい産声だったこと。 *両親も祖母も叔父叔母も,みんなあなたの誕生を心から歓迎し喜んだこと。 *望まれて生まれてきた,大切な大切な命であること。 *これからも優しい人であってほしいこと,強い心を持った大人になってほしいこと。 などを,綴った。 家で,感想を聞いたら,「消えなくて良かった。」と照れくさそうに言った。「そうだね,良かったね」と答えた。それ以上は何もいらなかった。ほのぼのして良い時間だった・・・。 |
<< 前記事(2006/02/14) | ブログのトップへ | 後記事(2006/02/18) >> |
内 容 | ニックネーム/日時 |
---|---|
素敵な内容の授業があるのですね。感心しました。 |
パチママ 2006/02/19 23:11 |
参観お疲れ様〜 |
papymama 2006/02/20 19:50 |
パチママさん,あんまり褒められすぎて照れちゃいます*^_^* |
アップルミント 2006/02/20 22:49 |
papymamaさん,うんうんそうなのよ,良い機会を与えられて本当に良かったわ。 |
アップルミント 2006/02/20 23:02 |
<< 前記事(2006/02/14) | ブログのトップへ | 後記事(2006/02/18) >> |