Days with Lovely dogs

アクセスカウンタ

zoom RSS 分かってなかった。。。

<<   作成日時 : 2011/07/03 21:47   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 7 / トラックバック 0 / コメント 2


4月からお世話になっている職場は

被災地にありながら建物に大きな被害もなく

同僚も全員が自宅で生活しています。

ただ1人,Yちゃんを除いては・・・。



彼女は津波で自宅が被害を受け,避難所で暮らしていました。

初めて会った時は,とてもそんな環境で暮らしているとは

思えないほど,元気で明るくて仕事に対しても意欲的で

いつも頭が下がる思いでした。


そんな彼女でも,避難所生活での辛いことや愚痴を

毎朝のようにこぼしていました。



互助の心が無く,最悪のコミュニティの避難所。

仮設住宅の申込みには優先順位が明記されているにも

かかわらず,病人や障害のある方がいる家庭よりも

議員や役所の職員など,権力を振りかざす人が住んでいる

地域が丸ごと優先された密室の抽選。

小さな田舎町とはいえ,耳を疑うばかりの有様でした。


そんな中,やっと鍵を手渡されたのは100日を過ぎてから。

寝具,食器,家電はあったそうですが

石けん1個から準備しなければ生活が成り立たない。


生活用品を一から揃えるというのは難儀なことです。

毎日が「あれが無い」続きで不自由に違いありません。

出費もかなりの負担になるでしょう。



わたし,出しゃばって所属グループ15人に声をかけました。

有り難いことに,みんなが賛同してくれて

ボスを通じて気持ちを手渡すことができました。

いつもは笑顔しか見せない彼女が涙ぐんでいました。

こんな事しかできなくてごめんね。。。


そして翌朝,彼女の気持ちを綴った手紙が

15人全員に手渡されました。

慣れない生活,仕事して家事して,

それだけでも大変なのに・・・



本当はクッキーを手作りしたかったそうです。

でも,作ろうとしたら

スケールがない

抜き型がない

当たり前にあったはずの物がない


しんどかったよね



手紙には

「時々『この人達は前と何も変わらない生活ができて

いるんだろうな・・・ちぇっ』と道行く人に嫉妬してしまう

事もあります。でも職場では楽しいトークができるおかげで

『私は,まだまだ幸せなんだな。だって毎日笑ってるもの』

と思い直すことができます。」



と綴られていました。。。。





ひどく反省しました。

うまく表現ができませんが

とにかく,ひどく反省しました。。

彼女が表に出さなかった一番辛い事が分かってなかった。。。




私が3月まで働いていた町も津波の被害を受けました。

地震の5日後に初めて自分の目で見た津波の猛威。

それまで写真や映像で見ていたのとは全然違う恐怖。

足がすくみ腰が抜けそうな感覚に襲われ

何故だか分からない涙が流れて止まりませんでした。

これは自分の目で見て,初めて襲われた感覚でした。


今まで,何度となく災害の映像を見てきました。

ただ・・・やはり自分のこととして捉えてきれていなかった。



当事者でなければ分からないこと・・・



今までの私は足りないところが沢山あったな。。。



分かってなかった自分を反省。



できる事から,頑張ろう。





テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 7
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです。その節は、大変お世話になりましたm(_ _)m
あの後、石巻へ・・・そして、南相馬&浪江方面への活動が4月末まで続きました。
今、我が家には、南相馬から預かりのシェルが2頭います。
最初に現地で、自分の目であの光景を見たのは、すでに3月終わり頃でした。
一生涯消えることはないと思います。
自分の大好きだった景色は・・・どこにも残っていませんでした。いわきから宮古まで、とっても大好きなドライブコースがいっぱいだったのに・・・。今は、とにかく、自分に出来ることで少しでも・・・そんな思いで、4月後半は、毎日のように宮城と福島に行ってました。
当事者の気持ちは、いったいだんなだったんだろう・・・そう思わずにはいられませんでした。
私自身、小学の時代に洪水の被害に遭い避難した経験がありますが、それでも、その気持ちは到底想像もつかないだろう・・・そんな壮絶な光景でした。
毎日、少しずつ片づいて行く様子を、ただ、信じられずに見て通っていました。
tibikaji
URL
2011/07/04 01:26
tibikajiさん

大変ご無沙汰しておりました。
あの節は,本当にありがとうございました。思うようなお手伝いができなくて,すみませんでした。
tibikajiさんはじめ,シェルレスのメンバーさんが,被災地のシェルと家族のために,毎日奔走なさっていたこと,毎日のようにホームページとブログで拝見し,感謝でいっぱいでした。
今,私が働いている職場にも南相馬から避難してきた家族がいます。もしかしたら尻尾の長い家族がいたかもしれません。
いろんな思いを,じっと内に秘めて静かに暮らしておられます。
今回の震災は,私にとっても幼い頃からの思い出の地が全て津波で流され,本当に悔しくて悲しくて切なくて・・・
でも,もっと大変な方の事を分かっていない自分もいて,とっても辛いです。
松島の花火も中止になってしまいました。代わりに慰霊の灯籠流しが8月14日から16日に行われます。
もし,ご都合がつけばいらっしゃいませんか。ゆっくりじっくり,町のこと,シェルのこと,お話ししたいです。
アップルミント
2011/07/04 22:31

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
分かってなかった。。。 Days with Lovely dogs/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる